産経新聞小学校教育特集記事より

前回のブログにて学校説明会を終えて、志望理由など各校の
教育理念を深く掘り下げて考えたうえで纏めておいてくださいと述べました。

教育理念の「理解」と「まとめ」ということで、新聞記事の紹介をします。

毎週土曜日産経新聞に教育特集記事が連載されています。

有名小学校の代表による自校の教育内容紹介です。

丁度7月12日号では慶応幼稚舎が「国際交流でたくましく変身する子供達」というタイトルで取り上げられていました。

以下記事内容ピックアップです。
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幼稚舎は国際交流プログラムに力を入れています。

1.オックスフォードの名門私立小学校に4月に6年生が渡英しホームステイ、
逆に10月はオックスフォードから来日し、児童の家庭にホームステイする。
この際教員同士も交換研修を行い、教育方法の工夫や改善に力を入れているようです。

2.8月の2週間4〜6年生34人を対象に、ニューヨーク郊外の
「モホーク・デイ・キャンプ」に参加する。

3.6年生32人を中心に英国サマースクール。8人の児童に英国人の先生が一人ついて英語の授業の成果を街中で実践するプログラム。

どのプログラムも異文化に触れ合い、溶け込むことで子供達がひと回りもふた回りも成長する。
異なった価値観を認める寛容の精神を身につけるることに繋がっている(加藤三明幼稚舎長談)と自信をもたれています。
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詳しくは記事をお読みになって頂けたらと思います。

この国際交流プログラムに賛同される方もあまり興味をお持ちでない方もいてもよいと思っております。

事実、3つのプログラム全てが全児童が体験することではないかと思います。

しかし国際交流プログラムに、学校のカリキュラムが影響されていることや
児童の精神世界にも影響されている、最終的にはお子様の友人関係などに影響してくるということです。

例えば、ホームステイに関しては、本人のみならず、ご家庭全体として協力の姿勢を持っておく必要があるかと思います。
10日間言語や文化も違う子供たちを受け入れるのは、労力を使うことは言うまでもありません。

日々の学校生活において、学校の理念にご家庭の生活スタイルや理念が影響されることは、上述の慶応幼稚舎の例に限らず多いものです。

上述の国際交流プログラムは福沢諭吉の理念の枝葉となる具体的内容です。
枝葉となる具体的プログラムの理解(共用)こそが、各学校の教育理念の理解
及び志望理由とつながっていくのではないでしょうか?

そこまで検討したうえでの学校選びであって欲しいと思っています。