七夕の願い事

こんにちは!真夏日を迎えた週末から今日も蒸し暑い日ですが、

あいにくの天気です。今日は天の川を見ることは難しいかもしれませんね。


先週のレッスンでは、七夕短冊作りを実施しました。短冊に記入するにあたり

「自分への願いごと」と「お父様、お母様への願い事」を発表させました。


自分へのお願いでは

「どこでもドアでアフリカに旅行をし、ゾウの背中から景色を見渡したい!」

「お友達がたくさんできますように・・・!」

男児の願いですが、幼稚園では女の子が20名程度に対して男の子が5人しかいないとのこと)

と子供らしい微笑ましい願い事を聴く事ができました。

行動観察クラスも20回を数え、各お子様発表することにだいぶ意識が向いてきた結果ともいえます。

さて、親への願いですが、

「お父様の腕の痛み(お母様の肩こり)が治りますように!」

という願いがありました。


みんなご両親想いのよい子どもたちです。

また先日の日記に書かせて頂いたように、

お子様は想像以上に親の表情を伺っているということの裏付けと言えると思います。

(6月21日発行)

親の焦りの表情は子供にも伝染するということです。

お父様、お母様!

ご自身の夢を子供に語ってあげてますか?

受験対策をしていると、日々現実の願い、

(もっと、絵がうまく描けますように・・・、もっとペーパー早く解けますように・・・)などなっていませんか?(笑)

それよりも、

「お父さんは幼稚園の時に○○に憧れていたんだよ!」

「お母さんは料理が好きだわ!多くの人に美味しいと言ってもらえるようになりたいなあ」

とお子様に対して、ご自身の夢や希望、興味などを伝えてください。子供はよい刺激を受け、

自らの創造性を活性化します。


実際に最近の考査では、自ら創造して組み立てる(生きる強さ、個性、リーダーシップ)が求められているのです。

お話つくりや製作課題では顕著にあらわれています。

慶應幼稚舎昨年の女児の試験内容では、「画用紙」と「赤と黒のサインペン」、「赤い透明フィルム」を使用しての絵画課題が出題されています。

黒と赤のペンで描きフィルムをあてると、赤で描いたところ所が消える特性を生かしての課題は大人の我々でも悩む課題です。


創造性や個性というものは、周囲からの刺激や観察力から養われると思います。

日頃のお子様との関わりの中で、身の回りのことに興味を持たせることに努めることもご両親の大切な役割かと思います。