小学校選択の自由から思うこと

今年4月より相模原市に全国初の株式会社小学校「LCA国際小学校」が設立されます。
2005年4月より、インターナショナルスクールとして運営されてきたが
民間企業が学校を設置できるよう規制緩和する特区構想を市に提案。市側は特区認定を受けた上、
有識者による審査委員会に教育カリキュラムや経営見通しを諮問するなど認可の是非を検討してきた上での結果です。

同校の特色は、国語など一部を除く教科の授業を英語で行う「英語イマージョン教育」で、
英語を指導の手段として使うことで実践的な語学力や国際的なコミュニケーション能力を育成できるという



今後規制緩和の波は義務教育にもかなり浸透してくるのでしょうか。
公立学校においてもご存知のように品川区などを筆頭に
学区外への学校に通うことが可能となってからだいぶ時間が経ちます。

学校選択の自由性が拡大させるなかでいつも思うことがあります。
志望する学校をよく知ること。また、学校名のブランドだけで飛びついて失敗することがないように、
自分なりによく家庭の教育方針と照らし合わせることを忘れないでいて欲しいと思います。

例えばよくある学校選びの失敗例の一つ。
エスカレーター式学校に入れたいという思いで、自宅から遠い学校に無理して受験させるケースがあります。
都会では交通網が発達しているので、多少遠くても通えると思われるでしょう。確かに通えます。
しかし、子供たちにとって、特に低学年の体力がない時期は通学に掛かるストレスは多いものです。
重いランドセルや手さげかばんをもち、通勤電車に乗ることは想像以上です。
また親にとっても毎日お弁当の準備など。もし他にご兄弟がいる場合においても負担になってきます。
通学の負荷が原因で子供は宿題に手が廻らない。家庭では負担が増える。
家族内の生活リズムが崩れ、家族関係がギクシャクするといったケースも現実としてはあるものなのです。





学校選択の自由が広がるということは、選ぶ側の冷静な選択基準の目を設ける必要があるということです。

私たち、たちばなは、選択基準の確かな目を持って頂けるように日々アドバイスしています。個別指導、少人数制教室のメリットを最大限に生かし、家庭との会話の時間を多く設けております。

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次回、ご興味ある方は是非ご参加ください。