カッコいい大人でいてください

今日午前中をもって、本年度「年長集合クラス」レッスンが終了しました。
毎回、10名以下の少人数制集合クラスで行っております。
今日の参加者は幼稚園の運動会参加者などもおり6名。
総仕上げの一日です。

レッスン内容の一部です。
「大きくなったらなりたい職業」ということで、
絵画製作と保護者、お友達の前での発表ということを行いました。

警察官、銀行員、パイロット、運転手、お父様のようなビジネスマン・・・・
6名の話を聞いておりますと、名残惜しくもあり成長の姿に感激をした一日でした。

さて、子供達に「なぜその職業につきたいか?」と質問しますと、
表現の仕方は様々でありますが、このように返事が返ってきます。
「○○がかっこいいから」「守ってあげたいから」・・・・

この返事から、子供たちが大人に抱く想いとは「強さ」や「正義感」であることがわかります。
実際に子供たちは正義感という名目のもとに自主性獲得と失敗による罪悪感を繰り返しているのです。
そして、自分を守る親の存在に「強さ」「正義感」を求めているのです。

つまり、お受験に関わる親として大切にしてほしいことは「できた」「できない」かで物事を判断するのではなく
「正しい」か「正しく」ないのかということ。できない場合においても「かっこよかった」のか(努力したのか)の視点でみることが
大切といえるのではないでしょうか?

もし、親がお受験のストレスから子供や他の家族にあたり散らす姿で日常になりますと、その姿が「正義」や「強さ」になってしまうでしょう。

どうか「かっこいい大人」でいたいものですね。私も戒めたいものです。

お受験に関わる上で「かっこいい大人」でいることに自信がなくなった時には、どうぞ我々の門をたたいてください。
一緒に頑張っていきましょう!


事務局 土屋