お受験対策:体調管理

既に暑い日がかなり続いていますが、これから本格的に暑い夏を迎えます。
今年は猛暑になるのでしょうか・・・・・
夏が終わりお受験本番の頃は寒暖の差が激しい時期です。

大人でも猛暑や寒暖の差が激しい時期は体調を崩しがちですが、
お子様ご本人にとっても体調管理をさせるのは難しいことです。

毎年、お受験当日に高熱などで受験をできないお子様がおります。
なんでこの時に限って・・・・と嘆かれる方に接してきました。
確かに長い間受験対策をやってきた方には非常に残念なことです。

あたりまえのことですが、
お子様は「おたふく」「水ぼうそう」などの予防注射はお済ませでしょうか?まだの方は夏休み中までには済ませておいたほうがよいかと思います。
夜更かしさせずに早く寝かせていますか?(幼稚園が夏休みになる時期は特に気をつけてください)

さて、精神面のケアが体調管理につながることも言うまでもありません。
人間は身体化する動物です。
大人であれば、ストレスから睡眠不足、食欲不足、胃痛、欝状態などになったりします。
ただ、大人の場合は子どもと比較するとある程度自分でコントロールすることができます。
子どもにはそれができません。

私自身のことですが、中学生になるまで小児喘息を抱えておりました。
運動会や授業参観の前とかに発作がよく起きたりしたものです。
たぶん、子どもながらに見えないプレッシャーがかかっていたのでしょう。
確かに小さいときの私を振り返ると「失敗したらどうしよう・・・・親の期待を裏切る・・・」という思いを常に思っていました。

これから、受験日が差し迫るにあたって親のピリピリ感は子どもに伝わっていくものです。
もちろん、いい意味で緊張感を持たせることは必要です。
しかし、お子さんを潰してしまうほどのピリピリ感は避けなければなりません。

本日午前中、「夏休みの過ごし方」と題して、たちばな内部受講生を対象にご父母勉強会を開催させていただきました。
子どもの精神面でのケアにあたることについてもテーマとして取り上げさせていただきました。
(内容についてはまたこの日記でとありあげさせていただきます。また次回日程はHPで告知させて頂きますので是非ご参加ください)

体調管理。
人から言われなくても分かりきっていることだ!とお思いでしょう。しかし、この当たり前のことを大切にするのが
「たちばな」の指導方針でもあり、お受験戦争というものなのです。


事務局土屋