行動観察集合クラス

tachibanakai2007-06-10

土曜日年長児 「行動観察集合クラス」を5月より実施しておりますが、4回目を迎えました。

日記上だけでは伝わりにくいと思いますが、6月9日(土)10:00〜11:30本日の授業内容をご報告させて頂きます。

9:50分:入室
10:00授業スタートに合わせ、続々と受講生のお子様が教室にやってきます。

※たちばな会においては、入室の時間も最も気を使う時間帯です。
「挨拶」、「靴の履き替え」、「バッチ付け」、「トイレを済ます」
これらの基本的”しつけ”が受験当日における、お子様が試験官にとって選考対象としていただけるかの決め手になるからです。
以前の講師日記に書かせて頂きました。メラビアンの法則です。(2007年2月7日成蹊などの行動観察、面接の対策号をお読みください)

10:00〜「状況確認」
講師は短い時間の中で、お子様の様子をチェック。一人一人のお子様に「ご家庭での出来事」などを聴きながら表情、家庭での学習状況、本人のコンディションを判断します。
※語彙チェックも欠かしません。今日は9日→「ここのか」明日は10日「とうか」etc

10:05〜「話の内容理解」
前週に読んだ絵本をもう一度聞かせます。
子供の記憶度の確認及び後の製作系授業へのやる気を子供に持たせます。
※絵本はお魚のお話ですが、ただ記憶を確認するだけでなく海の世界にどれだけ興味、創造力をもたせるか、やる気を管理することが集合クラスにおける講師の腕の見せ所です。

10:20〜「製作(のりの使い方やなぞり絵)」
前週のちぎり絵を魚のウロコとしてのりで丁寧に貼る。出来上がった魚をお面にします。
※のりの塗り方、線をはみ出さずに貼るかなどは一人ずつ見て廻ります。完成させることも大事ですが製作過程において基本に忠実度合い、丁寧さが受験における評価ポイントである。私たちは大事に指導しております。

10:45〜ごっこ遊び
魚に変身して、海の世界を想像し、ごっこ遊びをします。
このときの子供同士のやりとり、役割交換などは指示行動における、集団性養成、リーダーシップ育成においてはずせないポイント。モジモジしてしまう子供、ルールを守らず違う遊びに至ってしまう子は、集団の中での指導と共に、個別指導における補修課題としてチェック。後日個別担当の先生にきっちりと申し送りします。

11:05〜「運動」
片足立ち、ケンケン、ケンパー
両手、両足の機能、バランス感覚を養います。
ほぼ毎週繰り返し行っております。

11:20〜「ペーパー」
点図形。個別指導で実施している科目の「応用課題」。
基本の再確認と、学習スピードもポイントです

同時進行11:15〜「保護者説明」
本日の授業内容の説明やご家庭での課題、今後のカリキュラムなど丁寧に説明します。
少人数制クラスのため、保護者間での要望のヒアリング、質問タイムも多く時間を割きます。
見づらいですが、写真のコメントシートを参考にしてください。

11:35解散
元気な挨拶で締めくくります。次週までのご家庭での宿題も忘れずにお渡しします。

補足
12:00〜13:00講師反省会
授業内容の反省、次回カリキュラムの相談。それぞれのお子様の良い点を出し合い、
このクラスを通じて、個別指導での補修ポイントをまとめます。


90分、盛りだくさんの内容ですが、少人数制行動観察クラスだからできることです。


たちばなにおいては、全ての集合クラスにおいて前週から及び次週への連続性を意識してカリキュラムを作成しております。
また、ペーパー、製作、表現、運動の時間バランスは集団全体の習熟度を綿密な講師間打ち合わせのもとに計画をしております。

以上状況が伝わりましたか?

年長児をお持ちの保護者様!
「行動観察集合クラス」は外部生の体験実習も受けております。詳しくは事務局までお問い合わせください。
また時間がある夏休みには年長児も年中児も
是非夏季講習に参加ください。まもなく定員が一杯になるクラスもございます。

講師、スタッフ一同お待ち申し上げます。

たちばな会