体験学習は重要です

たちばな会の個別レッスンにおいて毎回、60分の授業後、20分程度の保護者説明の時間を設けております。この20分は授業の内容説明、ご家庭での課題、志望校情報、願書添削など、授業と同様、またそれ以上に重要なことは言うまでもありません。
さて、今日はこの20分間における事務局土屋(教育カウンセラー)の役割視点から日記を書かせて頂きます。

先生方が保護者にアドバイスをしている間、お子様は私と遊ぶ時間となります。お子様はご褒美を欲しがるように私と遊ぶことを楽しみにしているようです。
おままごとやレゴブロック、かるた取り、フラフープでの遊びなど様々です。
「なんだあ。子供と遊んでいるだけか??」と思われるでしょう。
しかし、ただの遊びではありません。 重要な遊びです。

先日は野菜、果物の模型おもちゃとおはじきを使って八百屋さんごっごをしました。
やりとりA
土屋:「ニンジン2本ください。おいくらですか?」
子供:「200円になります。」
土屋:「500円払います。おつりください」
子供:「300円のお釣りです。(黄色のおはじきを3枚私に手渡す)」

やりとりB

私:「春の果物を置いてますか?売ってください」
子供:柿を手渡す
私:「それは、秋の食べ物だと思うけど・・・春の果物ありませんか?」
子供;しばらく迷ってイチゴを差出し「300円になります」

やりとりAにおいては先生方が授業で行ったペーパー「数量」の加算、減算、計数の補足です。やりとりBにおいては季節の常識の補足です。

このやりとりは、子供にとっては私との単なる遊びかもしれません。私の意図としては体験を通じて先生方の授業を補足する貴重な20分なのです。
たちばなにおいて、先生方と事務局とは役割の違いはありますが、日々の授業において事前の打ち合わせを基に綿密に連携を取っているのです。

受験対策は長い戦いです。受験の日を迎えるまでお子様にはやる気(好奇心)を持ち続け学習をしてもらう必要があります。その中において体験学習とは非常に効果があるのです。(子供だけに限ったことではないことは教育心理学的にも言えますが) なぜなのか?ご家庭でできる体験は?
次回以降書かせて頂きますので楽しみにしてください。