体験!親子教室「形を作って五方観察」のご報告

2006−07−22実施 行動観察(年中)


今回のたちばな会体験!親子教室
「形を作って五方観察」というテーマで2組のご参加がありました。
一組は、お父様とお子様でした。

(五方観察とは、左右前後真上の五つの方向から見るという意味で
 五方観察といいます)


立体の展開図も、上から、四方から観察して絵を描くというのも、
小学校2〜3年生レベルのことですが、
実際に一からやってみることによって、
年中さんや年長さんにも理解できるものとなります。
そして、立体が平面からできるというのも、
お子様にとってはちょっとした驚きです。


はじめに、先生が「手品ですよ!」と言って、
立体の箱を開いて一枚の紙(展開図)にもどしました。


それから、平面の一枚の紙から展開図を組み立てることによって、
立体ができることを説明しました。


まず、直方体の展開図の六つの面にそれぞれ違う色を塗りました。


それから、はさみで切ってセロテープで貼って直方体を組み立てました。


真上から見るには、
机の上より床の上から見下ろした方が良く分かります。


真上から見ると、
「あれ、折り紙みたい、ただの四角だ、青の四角!」


では、1番の席から真横に見ると、
「黄色の長四角!」


2番の席から真横に見ると、
「茶色の長四角!」


3番の席から真横に見ると、
「赤の長四角!」


4番の席から真横に見ると、
「ピンクの長四角!」。


直方体を真ん中に置いて、席を移動しながら、
四方から観察した様子を大きな画用紙に描きました。


その後は、円柱、四角推。


四角推は、真上から見ると四色の三角形を貼りあわせた、
一枚の折り紙のようになっていて、みんなびっくり!


さらに真横から見ると、どの面も色違いの三角形に
なっていました。


おまけに、コップも観察してみました。


取っ手が、ちょっと難しい・・
でも見えた通りに、見えた通りに・・真上からみると
「大きい○の横に小さい□がくっついてる!」ということが判明。


四方の観察では、取っ手が右に行ったり、左に行ったり、
見えなくなったり、真ん中に長□だったりしました。


最後に、自分の好きな形や、大変だったところ、
驚いたことなどを発表しました。


たくさんの色の塗り分け、立体作成と観察、
2時間のあいだ根気よく頑張りました。


いろいろな形の名前を覚えて、集中力と根気のおみやげ付でした。


お子様のさらなる未来の成長のために。
たちばな会 駒沢本校 


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