親子教室 「影の動き」のご報告

2006−07−15実施 ペーパー対策(年長)

今回のたちばな会体験!親子教室は
「影の動き」というテーマで開催いたしました。


昔はお家に障子があって影絵遊びをしたり、自分の影が長くなる夕方まで公園で遊んだりと、
太陽の動きと影や電燈の明かりと影について自然に理解することができたのですが、
今はなかなかそういうチャンスがありません。


まず、円錐と円柱にきれいに模様をつけて色を塗り、自分の木を作りました。
その木を大きな画用紙の真ん中に置き、
クリップライトで午前6時、9時、お昼の12時、
午後3時、6時の太陽の動きを照らし、木の影を形どりしました。


光源と反対方向に影ができるのは一目瞭然。
時間の経過によって影のでき方、長さ、濃さが違うのも分かりました。



それから、手でいろんな影絵遊びをしました。
きつね、いぬ、とり、はくちょう、など手で現し、
はじめはお子様に、次にお母様に当てていただきました。



いろいろな影を考えているうちに、ヘリコプター、
かえる、かになどもお子様のアイデアで飛び出しました。



いろいろ考えていただいたお礼に、
講師の先生方より「一人ぼっちのおおかみ」という影絵劇をプレゼントしました。


その後は、夏の海水浴の絵を描きました。
砂にうもれて顔だけ出している僕のよこに砂浜に立つ元気なお母様を描きました。

午後2時ごろのまぶしい太陽と、もちろんくっきりとお母様の影が描かれていました。
それから、大きなライトを太陽に見立てて、自分の影で遊んでみました。



最後に、絵の発表をし、入試問題を3問やってみました。
かなり難しい、お話の記憶の要素の入った問題までしましたが、
時間の経過と影の関係がわかったので、もちろん出来ました!



やはり体験は強いですね。
理解力,創造力を伸ばすためには体験が必要です。
どの親子教室に参加されたお子様も「またやりたい!」といきいきとおっしゃいます。



お子様のさらなる未来の成長のために。
たちばな会 駒沢本校