「お話の記憶」対策

個別及び集合クラスレッスンで、
ここ最近ペーパー課題として「お話の記憶」を連続して行っています。
「お話の記憶」については、立教小学校などでは近年慣例化しております。
2007年度については「アナグマのもちよりパーティ」という、絵本から、登場人物の記憶や、
登場人物の気持ちを問う問題が出題されたようです。
各応用力を問う試験傾向が進む現状において、
お話の記憶を基本に、ペーパー、製作、運動課題に結びつく考査問題が多いことが顕著に表れてきています。
記憶については月齢差が出やすい項目であったりします。
しかしその対策はペーパーのみならず、日常生活の中で大いに実施できます。
むしろ、日常生活の訓練により効果があると考えております。
1.日頃より絵本を読んで聞かせるようにしてください。理想は年齢の数プラス3冊を1週間でクリアできるとよいです。
2.お手伝いなどをさせる時、順番どおりに指示する。例えば、夕食時に食器を運ぶのを手伝わせる際、食器の配置順など事細かく順番を意識させた
指示を出すなど。
3.順序立てて話をさせるようにします。幼稚園での出来事を時系列的、登場人物とそのとき感じたことなど
文章仕立てでお話させる。
このとき聞く立場のご両親においても、ただ聞き流すのではなく合いの手を入れて話を膨らませてあげてください。
たちばなでは、レッスンにおいて毎回、「自己紹介」を取り入れておりますが、この時に毎回徹底的に指導しています。
簡単ではありますが、お話の記憶対策です。
対策には年中児よりじっくり時間をかけて行いたいものです。しっかりアドバイスさせて頂きます。
よろしければ、体験入学にご参加ください。年中クラスには若干の空きがございます。
事務局