自己紹介の意味

年長児行動観察レッスン。毎回の課題に自己紹介を入れております。
大手集合教室でも行っていると思いますが、たちばなでは少人数制のため時間をかけております。


「名前、幼稚園名、家族、住所」以上は毎回固定ですが
それ以外の項目は「好きな遊び」、「お母さん、お父さんの好きなところ」「冬の遊び」
など毎回項目を変えて行っています。

自己紹介には大きな意味があります。

1つは動揺せず人前で話をする能力をつけるということです。

年長児のクラスは1月より9回終了しておりますが、
起立して人前に立つということ。
それは名前と幼稚園名、家族、住所を名乗るということを意識化
されてきております。

数回に1度の割合で保護者が揃っている前で発表させることもあります。

2つめは面接対策です。


「好きな遊び」などの項目は各学校の面接試験でよく出題される項目です。
毎回1題ずつ追加していき、どの学校の試験でも対応できる質問項目への対処をしております。

3つめはお友達の発表を聞くことにより知識、感性を磨くことです。


子供さんにとって、ご家族での体験はもちろん大切ですが、同年代の子供さんから聞く内容や態度が刺激になります。
自分が知らない遊びなどを友達の発表から知ることにより、好奇心が沸いてきます。

また、緊張して声が上ずっているお友達の反応も、聞いている子供たちにもよい刺激を与えます。

先生方は、前の子と同じ答えを回答する子供に対しては、理由を掘り下げていき、
自分の体験や知識の範囲から答えていない(単純にお友達の真似)場合、ご家族で体験して頂くように指導したりもします。
また、個別レッスンの先生に引継ぎ1対1で再度練習。相互フォローをしています。

以上ですが、人前で自己紹介することはお受験対策では重要な意味があることなのです。