東横学園新校舎建設

たちばな駒沢校舎と同じ世田谷区にある東横学園小学校が2009年3月末完成予定で新校舎の建設を始めているようです。

各階に学年教員室を置き、登下校確認システムを導入。安全性を高めつつ児童、保護者、教職員との交流を密接にとれるシステムを導入するようです。


東横学園のように私学においては、それぞれのカラーの違いはあれ、どの学校においても教育理念と共に安全対策は徹底しています。

例えば、森村学園などでは非常時における方面別の集団下校を日頃から訓練したり、防災センターへの見学や子供への暴力防止のプログラム教育、守衛を設置するだけでなくイベント時には加えてガードマンを配備する、構内の防犯カメラを網羅しているなど徹底しているようです。 公立小学校を題材にした本やレポートなどからは到底伺うことができません。


安全ということで少し・・・・
安全性にこだわるということは、

児童個々の個性を伸ばす上ではとても重要なことです。 少子化核家族化が進む日本においては、子どもたちは、友人関係などにおいても大集団に属す機会は少ないです。
グループワークなどの学習が盛んに行われているのは大集団での関わりの機会を増やそうという試みです。

しかし、ただ、闇雲に集団で関わらせては逆効果です。グループ全体がそれぞれ個々のメンバーを尊重する姿勢(安全性)を徹底的につくりあげていく必要があるからです。私が青年期の学生を相手にコミュニケーションワークを実践していたときにもこのことが一番苦労しました(機会があれば今後お話させていただきます)

人間は小集団での関わりを元に→信頼関係の構築→自己肯定感の獲得→大集団での関わりと導かれるようになっているのです。もとをただせば、1対1の関係から徹底した安全神話が不可欠です。

もうおわかりかと思います。たちばなが個別指導を重要視する理由を・・・

たちばな会講師室