朝日新聞で「都内の小中学生の3人に1人が平日4時間以上テレビやゲーム、パソコ ン、携帯電話に接している」と調査結果記事が掲載されていました。

また、メディア接触時間の多い集団、少ない集団を全体の各1割ずつになるよう抽出
し、比較したそうです。

結果、「学校が楽しくない」と答えた小学生は全体で10%、中学生は11%だった が、接触時間の多い集団では小学生で15%を占め、少ない集団より6ポイント多 い。同様に中学生は18%で少ない集団を10ポイント上回った。とのこと。

この記事を見て私が伝えたいことは
テレビなどのメディア接触を完全に否定することではありません。

それ以上に保護者に訴えたいこと。それは、

お子様との対話の時間をより多くとってあげてください。ということです。理想は1日30分です。
えっ、それだけでいいの?と思っていらっしゃるお母様。

テレビを見せながら会話をする。お料理をしながら会話する。

〜ながらの会話ではいけません。

なぜですか?

発達心理学的なことになりますが、関係力とは2者関係→3者関係→集団関係の順に 成長しているからです。

テレビをつけながらですと、神経がテレビに向かってしまいます。純粋な2者関係を 妨げ
ることになります。

神戸の少年A事件を覚えていらっしゃいますか? 少年Aの更正プログラムは2者関係の構築を徹底的にしたそうです。院内で疑似家族体験などもさせたとのこと。

幼稚園の送り迎え時には、今日の出来事などをじっくり聞いてください。
以前の講師日記で書かせて頂きましたが本を読み、話かけてください。
お風呂のバスタブで一緒に10まで数えてあげてください。
子供さんに何かあげる時でもきちんと単語に発してあげてください。

たちばなが個別指導を重視していること
理由のひとつに先生とお子様の2者関係を重要視しているからです。

もうすぐ、お花見のシーズンです。桜の木の下でご家族での会話を十分楽しんで頂けたらと思います。


さて、4月4日(水)〜6日(金)各日10:00〜12:00まで

年中児向けに春期講習を企画しました。

お子様一人一人の個性を無理なく伸ばしたい!そのような思いから、少人数制にこだわった講習です。内容、定員など詳細はお気軽にお問い合わせください。


たちばな会講師室