お子さんに1日何冊、ご本を読んであげていらっしゃいますか・・・?
最近の若者は語彙力(コミュニケーション能力)がないと言われます。
お受験においても幼児の語彙力は数年前に比べて落ちてきています。
その傾向を受けて有名小学校の受験においては、語彙力を見る試験の比重が高まってきております。
さて、語彙力を高めるには・・・どうしたらいいでしょうか?
最も重要で、最も基礎となるご家庭でやって頂きたいことを書かせて頂きます。
質問です。
お子さんに1日何冊、ご本を読んであげていらっしゃいますか・・・?
お子様には年齢プラス1冊を1日に読んであげてください。
3歳であれば1日4冊ということになります。
どのようなタイトルを選べばいいのですか?
日本の昔話集、童話集がよいかと思います。
試験問題として、「話の記憶」問題などがあります。
一寸法師が「鬼と戦っている」絵と 「お椀」の絵を「線」で結ばせて、話の関連性
を記憶しているかを問います。桃太郎の絵であればキジの絵と結びつかせるなどです。
これらの問題は、日頃から、本を読んでいてお子様が話の内容を記憶していないと
解けない問題です。
上記のように出題されるからもありますが、本を読むということは、
語彙力を鍛える、単語を覚える、行動観察系のコミュニケーションを活発にするなど、
受験におけるあらゆる面において効果があるものです。
お母様の中には、「寝る前に毎日読んであげているのですが、全く話を記憶していない・・・・」と落胆されている方がおられます。
心配しないでください。記憶できないのではなく、現時点で興味がないだけかもしれません。
繰り返し読んであげてください。必ず記憶されます。
読んだあとには、必ず対話をもつようにしてあげてください。
うちの子は「乗り物の絵本ばっかり興味あって、困っています・・」というお母様。
まずは、お子様の興味あるもので構いません。お子様の興味が創造力を高めること
につながります。
本はいつの時代にも子供を育てる最大の武器です。
今回の内容はいかがでしたか。
ぜひ、ご意見をお寄せください。
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