小学校受験親子同伴面接のポイント

面接試験が始まってきました。
たちばなでも、レッスン時間を使用して親子同伴模擬面接を行っています。

商社などで数多く顧客と面談を経験しているお父様であっても、わが子の
入学試験の面接は想像以上に緊張し、上手に対応できなかったという話を
よく聞きます。

面接試験の最大のポイントは謙虚な姿勢で臨むということです。

たとえ総理大臣ご一家が面接試験を受験した場合、
学校側に対して謙虚な姿勢であることは重要課題です。

学校側は
親子同伴面接においては面接官は子供さんを一番のチェックポイントとしています。
お子様の状況をチェックすればご家庭の状況を察することができるからです。

お子様が面接の10分〜15分の時間をきちんとした姿勢で臨めるかということ。
本人が話している時、ご両親が話をしている時に椅子やソファーで足をばたつかせていないか
などが面接官のチェックポイントです。

またどのような回答内容であっても質問に対して、口を閉ざすではなく回答するということが
必要です。

親の立場からすると、子供に対しては
面接官から聞かれた際にこのように答えて欲しいと思う
ことも多々あると思いますが、大人のように駆け引きの回答をすることは子供には不可能です。
イライラさやもどかしさなどから手を差し伸べたくなることも多々あると思いますが、
また、むやみに子供の耳元で囁いて回答を誘導するなどは避けるべき事項です。


たちばなも含め大手教室の行動観察レッスンにおいては面接時でよく聞かれる質問を
自己紹介において日々訓練しています。


親子同伴面接における、お子様に事前確認して欲しいことです。

1.受験する学校の正式名称を言えるようにしておく。
よくあるケースですが、第2志望の学校において、第一志望の学校名を言ってしまうケースがあります。

2.通学経路を確認しておく
受験校までの通学経路を覚えさせておく。
(時間があれば事前に子供同伴で校舎見させることもよいかと思います。特に年中児のご家庭など)

ご両親が留意する点は次回日誌において詳しく述べさせていただきますが、
ご夫婦において、志望動機や家庭のしつけなどの項目を声に出し合って聞きあったりする必要があります。

恥ずかしいことではありますが・・・
事前に確認しあっておくことによって夫婦感の信頼と面接時のゆとりが生まれることは事実です